家づくりをする上で土地選びは非常に重要ですが、土地選びは非常に難しく失敗するケースも多いです。中には思い描いた家を建てることができず、購入した後すぐに売却することもあります。そのため、土地選びは慎重に行う必要があるでしょう。そこで、この記事では土地選びをする際に失敗しやすいポイントについて解説します。現在土地探しで悩んでいる人は、是非最後までお読みください。

土地選びでよくある失敗

土地選びで失敗しないためにも、どのような失敗事例があるのかを知っておくことが重要です。この章では土地を検討する上でよくある失敗について、解説します。

予算オーバーになる

家づくりはトータル予算に対し建物と土地の予算を決めて進める必要がありますが、良い土地が見つからない場合はエリアを変えるか予算を上げることになります。ただし、希望エリアを変えるとイメージしていた生活圏から大きく外れる可能性があるため、予算を上げる決断をする人は多いです。

そして、予算を上げると良い土地が見つかりやすく結果的に想定よりも高い価格の土地を契約してしまうケースはよくあります。このような事態にならないためにも、土地選びの予算よりも少し低い価格帯で捜索し必ず予算内で購入できるようにしましょう。

知らない地域のルールや事件があった

「住んだ後に町内会費やお寺の掃除が必要だと分かった。」「学校から帰る途中に子どもが変な人に声をかけられたが、昔からそういった行動をする有名人だと後から分かった。」こういった失敗事例は非常に多いですが、その理由として上記の調査は宅建業法で規定されていないという点が挙げられます。

不動産売買を不動産仲介業者を通して行う場合、宅建業法に基づいて進める必要があります。宅建業法によって不動産会社は法令に関する調査が義務付けられていますが、周辺環境の調査は定められていません。そのため、上記のような失敗をしないためには、売主に直接確認するか自分で調べる必要があるでしょう。

検討土地を先に購入されてしまう

土地の価格帯や面積はエリア内で大きく変わることはないため、良い物件と思える物件は他の買い手も良いと思っているケースが多いです。そのため迷っている間に購入されてしまい、買えなかった物件が忘れられず土地探しが進まない買い手もいます。

このような状況になった場合は何年も土地選びができず、最終的に納得のいかない土地を契約することにもなりかねません。そのため、土地の検討をスタートする前にはしっかりと要望と予算、必要面積を決めておき、スピーディーに判断できる準備が重要です。

思い描いた家の建築ができない土地だった

土地は現地を見ても気づく事ができないリスクがあるため、必ず不動産会社と一緒に土地探しをすることをおすすめします。たとえば土地の裏側に「ガケ」があったり、前面道路が狭く建築できないなどの失敗事例は買い手が独自に土地探しした場合によく起きる失敗です。
このような場合は思い描いた家の建築ができず、要望のどれかを妥協する必要があるでしょう。

土地選びで失敗しないポイント

土地選びで失敗に気づくタイミングは、既に住んだ後になっていることもあります。そのため、土地選びで失敗しないためにも、この章で解説するポイントを必ず押さえましょう。

・建築する条件が揃っているか確認する
・周辺環境をチェックする
・要望の優先順位をあらかじめつけておく

建築する条件が揃っているか確認する

「前面道路が4m以上あるもしくはセットバックが可能」
「接道幅が2m以上ある」
「ガケ条例に抵触していない、もしくは回避が可能」

このような条件は建築基準法や道路法といった法律によって定められており、建築するためには必ず遵守する必要があります。つまり、法令遵守できていれば問題なく購入できますが、できなければ建築ができないか建築可能とするために余計な費用もしくは工数が必要となることになります。そのため、必ず建築できる条件が揃っているかはチェックしましょう。

周辺環境をチェックする

町内会費や掃除、ゴミステーションの運用ルール、事件や事故の有無などは土地を検討する時点であらかじめ把握しておくことが重要です。そのため、自分で調査するか売主にヒアリングし確認しましょう。

要望の優先順位をあらかじめつけておく

全ての要望をクリアする土地があれば問題ありませんが、残念ながら見つけることは非常に難しく運頼りになってしまいます。そのようなことにならないよう、要望の優先順位をつけ必ず取り入れる要望を明確にしておくことが重要です。

安い土地の理由

安い土地には必ず理由があります。
この章では安い土地が後悔されている理由と特徴について、解説します。

・事故物件
・道路幅もしくは接道幅が狭い
・高低差がある

事故物件

死亡事件がある物件はキレイな土地であっても相場よりも安くなり、販売が長期化します。
このような心理的瑕疵に嫌悪感を感じない人であればお得な物件となりますが、住んだ後にも近所から「人が死んだ土地」として見られるため、注意が必要です。

道路幅もしくは接道幅が狭い

道路が狭かったり道路に面する接道幅が極端に狭い場合は土地の価格が安くなります。そのため、安い土地を現地確認する場合は運転に注意しましょう。

高低差がある

敷地内や敷地に隣接する部分に高低差がある場合、造成費や擁壁工事費用がかかります。そのため売却するためには価格を大きく下げる必要がありますが、買い手からすると後から多額の造成費用がかかるため、結局相場と同じ価格帯になります。そのため、土地の価格が安い場合は現地をくまなくチェックしましょう。

まとめ

土地選びで失敗する人は多いですが、不動産会社や建築会社に土地探しを依頼することで大きな失敗を回避することが可能です。そのため、土地選びで悩む場合はまず不動産会社や建築会社に相談し、失敗のない土地を選びましょう。