「注文住宅の失敗例や後悔しないためのポイントを教えて欲しい」
住宅を建てることは人生の中でも大きな決断であるため、後悔したくないですよね。
この記事では、よくある注文住宅の失敗例と後悔しないためのポイントについて詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にして失敗しない家づくりをしてください。

□よくある注文住宅の失敗例とは

まずは、注文住宅を立てる上で良くある失敗例を場所別にご紹介します。

*キッチンでの失敗例とは

キッチンでは、冷蔵庫やパントリーとの位置関係で失敗することが多いです。
最近では、食材やアイテムを収納できるパントリーがついているキッチンがよくありますが、間取りによっては冷蔵庫やパントリーがシンクから遠くなるケースもあります。
そうなってしまうと、調理の効率が悪くなってしまいます。
キッチンは毎日使用する場所ですから、より使いやすい間取りにしてください。

それだけでなく、デザイン性で問題を抱えるケースもあります。
キッチンの色を選択する時は、周囲の空間との調和も考えましょう。
実際にキッチンを搭載したとき、床や家具との色が合わず、後悔してしまう例があります。

*玄関での失敗例とは

玄関は家の面積で占める割合は小さいため意外と軽視しがちですが、シューズスペースが足りずに失敗したという声も多いです。
特に、シューズボックスではなく、もっと大きなシューズクロークにすれば良かったと後悔する方は多いです。
最近は、アウトドアグッズやベビーカーなども玄関に収納したい人が増えているため、玄関周りに余裕がある人は、大きな収納にすることも検討してみると良いでしょう。

*和室の失敗例とは

日本人だからと、1部屋は和室にしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
気軽に横になれる和室はとても魅力がありますが、和室にする目的がないと、ほとんど使わない部屋になってしまう恐れがあります。
和室はメンテナンスにも手間や費用がかかることを忘れないようにしましょう。
和室の導入を検討する時は、本当に必要なのかを考えましょう。

*壁に関する失敗例とは

家の大きな面積を占める壁紙に関する失敗にはさまざまなものがあります。

最も多いのは、照明とマッチしていないというケースです。
サンプル単体で見ていた時と、実際に照明が当たった時では感じ方に違いが出ることが多いです。
実際に使いたい照明でライティングしながら壁紙を検討すると良いでしょう。

また、壁紙の耐久性不足で修繕費がかさむという失敗もあります。
壁紙は、一見同じようなデザインでも、耐久性によって値段に差が出ます。
初期コストだけを考えると、安価なものを選んでしまいがちですが、変色しやすかったり、剥がれやすかったりする場合があります。
長期的な視点で考えて、節約できるものを選ぶことをおすすめします。

以上がよくある失敗でした。
事前に知っておくことで、有効な対策を立てていきましょう。

□注文住宅で後悔しないためのポイントとは

前項で紹介したよくある失敗を踏まえた上で、この項ではこれから注文住宅を建てる上で気をつけたいポイントをご紹介します。

*長期的な視点で間取りを検討する

今だけでなく、将来の生活環境を考えた上で間取りを設計しましょう。
現在の生活を満足させるだけでなく、将来のライフスタイルの変化も考慮した上で間取りを考えましょう。
子供の成長や老後の生活を考えた上で間取りを設計することによって、生活環境の変化にも対応できます。

それに伴って、資金計画も将来を考える必要があります。
車の購入や育児にかかる費用など、今は必要なくても将来必要になるお金があります。
想定できるどのような状況でも余裕を持って対応できるように、資金計画も余裕を持って立てることをおすすめします。

*オプションをつける際は慎重に検討する

オプションを追加するときは、本当に必要なのか優先順位をつけることをおすすめします。
注文住宅はそれ自体が大きな額の買い物なので、その効果により数千円から数万円程度のオプション費用が安く感じられてしまうことがあります。
しかし、普段の買い物に置き換えればオプション代も大きな額なのは違いないですし、オプションが増えるほど総額もどんどん大きくなってしまいます。

新しいものやデザイン性の高いものは、魅力的に見えるためついついさまざまなオプションをつけてしまいがちです。
しかし、実際に生活する上で使用しなくなったり、使用頻度が低かったりすると、グレードを上げる必要はあまりないでしょう。
自分自身や家族にとって、優先度が高いものだけを追加し、予算を圧迫しないようにしましょう。

以上が、住み始めて後悔しないために気をつけるべきポイントでした。

 

□まとめ

今回は、よくある注文住宅の失敗例と後悔しないためのポイントについて詳しく解説しました。
後悔しないためには、将来のライフスタイルの変化も考慮した間取りを設計し、資金計画を立てましょう。
山形、天童、東根、その他山形市周辺市町で注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社へご相談ください。