どこか落ち着くカントリーテイストの部屋はとても魅力的ですよね。
そしてカフェやレストランで感じた心地よさを、自室にも持ち込もうとしてインテリアを探す方も多いでしょう。
そこで気になるのが、どのようなインテリアを用いればおしゃれな部屋になるかということ。
今回の記事ではカントリーテイストのインテリアを用いておしゃれな部屋に仕上げるコツを紹介します。
カントリーテイストの種類をご紹介!
インテリアを買っていざ部屋を作っていくぞ、というときに陥りがちなのが、「カントリーテイストでは幅が広すぎて、方向性が定まらない」という問題。
実はカントリーテイストには様々な種類があるのです
ここではカントリーテイストのスタイルを種類ごとに紹介していきます。
・イギリスカントリー風
伝統的な技法によって生み出された家具を用いたインテリアを使います。
インテリアの素材はオーク材、ウォールナット材、パイン材などです。
そのため配色は暗めであり、見た人に重厚で荘厳なイメージを与えます。
・北欧カントリー風
素朴な美しさが際立つデザイン。
木の自然な質感を生かし、日本の住宅に合ったスタイルと言えます。
インテリアの素材としてはビーチ材やバーチ材を用い、スッキリとした仕上がりに。
使い込むほどに味わいが増す家具もあり、その点も魅力的です。
・フレンチカントリー風
どこかフェミニンな雰囲気も漂うデザインで、少しロマンティックな雰囲気を感じさせます。
メインカラーは白や薄いピンク、イエロー、ブルーなどです。
・アメリカンカントリー風
都会的なデザインとは対照的に、温かみのあるデザインです。
そしてその温かみを実現するのがナチュラル感。
手作り感のあるパイン材を用いた家具は、木の魅力を存分に活かしたものになっています。
・ナチュラルカントリー風
すっきりしたシンプルなデザインが特徴です。
白やアースカラーなどのナチュラルな色合いが使われることが多く、空間を落ち着いたものにしてくれます。
配色が重要な役割を果たすデザインです。
カントリーテイストな家具選びのコツ
主なコツは4つあります。
1.カントリーのベースカラーは「白」と「茶色」
あたたかみや自然のぬくもりをキーとするカントリースタイルでは、白と茶をベースとします。
この2色をベースに家具を選ぶことで、統一感も醸し出せます。
ただし、白い家具を多用するのには注意が必要です。
白い部屋は人に緊張感をもたらし、一方で無気力にもさせてしまいます。
白い家具の多用には注意し、ときにはオフホワイトのものを選ぶと良いでしょう。
2.シャビーなペイントをアクセントに
白と茶色でのコーディネートで多いのが、「物足りない」問題。
そんなときに役立つのが、色味を帯びたアンティークのペイント家具です。
馴染みますし、一方で良いアクセントとなってくれます。
おすすめは淡いペールトーンです。
3.部屋を引き締めるアイアンも
木のぬくもりを重視するカントリースタイルは、あたたかみを感じさせる一方で雰囲気がやわらかすぎると感じる方も。
そのような場合におすすめなのがアイアンアイテムです。
実は木の家具ととてもマッチするアイテムとなっています。
たとえばアイアンのウォールシェルフは、カントリースタイルの定番アイテムです。
このアイアンはとても奥が深く、形によってシンプルにも華やかにもなります。
こだわってみるととても楽しいので、ぜひ取り入れてみてください。
4.部屋のドアにもアンティークを
インテリアの話とは少し逸れますが、カントリーのスタイルをより洗練させたい方におすすめなのが、ドアもカントリースタイルにすることです。
古びた風合いのアンティークドアや扉が入り口にあれば、部屋のムードがさらに洗練されてきます。
カントリーテイストで失敗しないためのコツとは?
最後に失敗しないためのコツを確認してきましょう。
1.色を入れ過ぎない
カントリースタイルの良さは、木のあたたかみを感じる素朴さにあります。
色を入れすぎたりビビットカラーを多用してしまうと、そのようなあたたかな雰囲気が損なわれてしまいます。
最低限の統一感は確保することが大切です。
色を増やすときも、どこかに既存の家具との共通点があると良いでしょう。
2.異なるテイストを入れ過ぎない
今回の記事の最初で、カントリースタイルの様々な種類をご紹介しました。
これらのテイストをごちゃまぜにしないこと、取り入れすぎないことが大切です。
そのためにもインテリア選びの前の段階で方向性を定めておくことが求められます。
3.ものを置きすぎない
小物はカントリーテイストの部屋を彩ってくれる重要なアイテムです。
しかし多すぎると、雑然とした印象になってしまうことも。
動線にも影響するので、置くものは厳選した方が無難です。
まとめ
カントリーテイストの部屋を作るときには、まず方向性を決めることが大切です。
北欧風にするかアメリカンにするかなど、自分の好みを探ってみてください。
今回の記事ではインテリアを選ぶコツも紹介しました。
皆様のインテリア選びに役立てば幸いです。
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