自然豊かな北欧のテイストを感じるインテリアは、日本の住宅にとても合います。
だからといって適当に選んでいくと、あまり統一感のない部屋になってしまうことも。
当記事ではそんな北欧テイストの部屋を作るときのコツやおすすめのインテリアを紹介します。
北欧風な部屋に仕上げるためのコツとは?
北欧風の部屋を作るときに意識したいのは5つのコツです。
1.色はナチュラル系をベースに
配色には黄金バランスがあります。
・ベースカラー70%:床や壁、天井の色
・メインカラー25%:カーテンやソファ、家具の色
・アクセントカラー5%:カーテンやクッション、雑貨の色
北欧風の部屋で人気なのは、自然のあたたかみを感じるような色です。
たとえばナチュラル系の白、茶系の色をベースとして、明るいアクセントを加えるコーディネートが挙げられるでしょう。
色についても確認しておきましょう。
・ナチュラル系:白、グレー、ベージュ、ブラウン
・アクセント:イエロー、グリーン、ビビットカラー、パステルカラー
2.柄は飽きにくさと安心感重視
北欧風の部屋で意識したいのは「飽きにくさ」と「安心感」を重視した柄です。
たとえば以下のような柄です。
・花
・鳥
・植物
・当物
・木目調
・ドット
・幾何学模様
・ボーダー柄
・ストライプ柄
3.素材は天然のものを
天然素材のインテリアは、自然のあたたかみを感じられます。
なるべく本物の自然素材を選び、その雰囲気を感じられるようなインテリアを選びましょう。
たとえば以下のような素材は北欧風です。
・リネン
・コットン
・シルク
・ウール
・カシミア
4.使いやすさ
北欧の気候はきびしく、家の中で過ごす時間が長くなっています。
そのような生活でストレスを減らすために、北欧の人たちは「使いやすさ」にもこだわります。
具体的には、以下の要件をチェックしてみてください。
・生活に役立つ機能を有する
・色あせや変色しにくい
・お手入れしやすい
・耐久性がある
・水やカビに強い
5.環境に優しい
北欧の人たちは自然を愛するため、環境保全に積極的です。
インテリアに使用されている素材や製造元が環境に配慮しているかなど、チェックできるとベターです。
部屋別に取り入れたい北欧風インテリアをご紹介!
リビング
長時間過ごすことになるリビング。
大型家具を置くことになるでしょうから、そのような家具を北欧風にすることで、部屋も北欧風のものにぐっと近づきます。
おすすめはファブリックアイテム。
差し色やアクセントとして取り入れやすくなっています。
また、壁の一面をペイントしたり、壁紙を使ったりするのもおすすめ。
アクセントになり、おしゃれな雰囲気になります。
ベッドルーム
ベッドルームの主役は当然ベッド。
素材や色にこだわることで、北欧風の住宅にできるでしょう。
たとえば素材をリネンのものにしたり、色づかいを落ち着いたものにするのがおすすめ。
また、北欧デザインはワンポイントでも取り入れればおしゃれになります。
子供部屋
子供部屋も北欧系のものにしたいときは、淡い色の家具がおすすめです。
さらにウォールステッカーやガーランドを足せば、子供らしさと北欧らしさがアップします。
北欧風インテリアにも様々なテイストがある!
ここまで北欧風のインテリアを紹介してきましたが、いざ北欧風の部屋を作ろうとしたときによく直面する壁があります。
それは「北欧風にも様々なものがある」ということです。
最後に、北欧風のインテリアの様々なテイストを確認していきましょう。
・北欧ヴィンテージ
北欧デザインのヴィンテージ家具を用いたインテリアスタイルです。
落ち着いて重厚感を感じられる部屋になります。
本物のヴィンテージ家具はとても高価なので、ヴィンテージ風の家具にするのもおすすめです。
ソファはダークグレーやダークブルー、モスグリーンといった暗めのものがマッチします。
・北欧モダン
北欧インテリアの中でもモダンな要素を強めた、スタイリッシュなインテリアスタイルです。
モノトーンのボリュームを多くとり、ファブリックに寒色系のカラーを使うことでよりクールなテイストを実現できます。
また、北欧モダンでは金属素材を用いるのもポイント。
木のあたたかみとモダンなデザインはとても印象が良く、日本人にもとても愛されるスタイルです。
・モノトーンインテリア
無彩色の黒、白、グレーでコーディネートされたデザインとなります。
北欧モダンよりもさらにスタイリッシュで、大人びた雰囲気を感じさせます。
一般にモノトーンの家具は、部屋を冷たい印象にしてしまいがち。
ここに北欧の木の家具を加えることで、あたたかみも感じる部屋になるのです。
まとめ
家を北欧風に合うインテリアを選ぶ場合、以下の5つの点に気をつける必要があります。
1.色はナチュラル系をベースに
2.柄は飽きにくさと安心感重視
3.素材は天然のものを
4.使いやすさ
5.環境に優しい
また、北欧風の部屋にも様々なテイストがあります。
今回の記事ではテイストもいくつか紹介したので、好みのものを探してみてください。
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