おしゃれな家にするときに役立つのが雑貨。
居住空間にメリハリをもたらしてくれる雑貨は、あなたの生活に遊び心のようなものを加えてくれるでしょう。

しかし、雑貨を配置しようとしたときに多くの方が悩むと思われることがあります。
それは「飾り方」です。

最初から雑貨の飾り方をマスターしている人はどこにもいません。
当記事では雑貨の飾り方や、棚に飾るときのコツを紹介していきます。

雑貨の基本的な飾り方とは

雑貨を飾るときのポイントをいきなりたくさん聞いても、難しく感じてしまいますよね。
まずは基本となる飾り方を押さえましょう。

雑貨を飾るときの基本となるポイントは2点です。

構図にこだわる

まとまりがあり、きれいなディスプレイにするためには構図が重要です。
構図におけるルールは2つあります。

1.三角形を意識する

複数ある雑貨を飾る場合、雑貨を三角に配置するとおさまりが良くなります。
このとき、最初に背の高いアイテムをメインとして据えます。
その後左右に背の低いものを配置します。

三角形の形は問いません。
不等辺三角形にするとよりおしゃれに見えるでしょう。

例を挙げます。
額に入れたポスターや花瓶は、高さを出しやすいためメインにするのにおすすめです。
メインとするこれらの雑貨は手前に配置し、それより低い雑貨を2つ並べます。

2.規則的に配置する

雑貨やその並べ方に規則性を持たせます。
たとえば雑貨と雑貨の間隔を同じにしたり、雑貨の大きさや高さを統一したりなどです。
この並べ方はモダンな印象を与えたいときに有効です。
ナチュラルな印象を与えたい場合、感覚は均等にしないほうが有効なこともあります。

壁や天井も活かす

雑貨を並べるのは、別に棚でなくても良いのです。
壁に額縁とともに掛けたり、天井からバスケットを吊るしたりといった工夫も良いでしょう。

差し色としておすすめなのが、「アートポスター」です。
色彩が豊富なので部屋の空間にメリハリをつけてくれます。
このとき棚の雑貨と壁のポスターで三角形を作れば、まとまった印象となるでしょう。
このようにルールを組み合わせることがおしゃれにつながっていきます。

雑貨をおしゃれに飾るコツとは

ここまでは雑貨を飾るときの基本的なルールを紹介してきました。

しかし飾るなら、ワンランク上のおしゃれな飾り方をしたいですよね。
ここではおしゃれに飾るコツを3点ご紹介していきます。

1.高さがランダムになるようにする

高さがばらばらのものを飾るときは、高さをランダムに並べると自然な印象となります。
これにより無造作な感じが出ますし、印象的な空間となります。

2.前後に置く

横一列に並べない、ということです。
前後にばらばらに置くことで奥行きが出て、動きのあるディスプレイとなります。

3.感覚のあけ方でメリハリをつける

それぞれの雑貨の間隔も、均等にしないようにしてください。
メリハリがついてそれぞれの雑貨に注目されやすくなります。

棚に雑貨を飾るときのコツをご紹介!

雑貨を飾るとき、棚の上に配置しようと考える方は非常に多いと思います。
最後に、棚に雑貨を飾る上でのコツを確認していきましょう。

1.質感や系統を揃える

複数のアイテムを並べるときに意識したいのが統一感。
統一感を出すための手法として、棚の素材と雑貨の質感を揃えることが挙げられます。
たとえば棚が木製だったらウッディな雑貨やナチュラルな素材の雑貨を配置すると良いでしょう。

2.余白を残す

隙間なく並べられた雑貨は、見た人に窮屈な印象を抱かせます。
そこで適度な余白を作ることで雑貨全体のバランスが良くなり、ひとつひとつの雑貨の個性が際立ちます。

また、余白を残すことはおしゃれに見せるためにも大切です。
たとえば左右のどちらかに雑貨を寄せて配置するだけで、ゆとりが生まれておしゃれになります。
このとき、先述した前後に配置すること、高さをランダムに配置することを忘れないようにしてください。

余白を作って、抜け感を感じさせるようなディスプレイを目指していきましょう。

3.目立たせたいものの高さは目線に合わせる

雑貨には様々なものがあると思いますが、中でもあなたのお気に入りのアイテムがあると思います。
そのような雑貨は目線の高さに置くことで、自然と視界に入ってきます。

反対にNGなのは、下の方に見せたいものを配置することです。
中々視野に入ってこないため、注目されません。

4.重いものは下に配置する

重いものは下に配置した方が落ち着きます。
上の方の段に置くとバランスが悪くなり、落ち着きません。

たとえば本は下の方に飾ったほうが無難でしょう。
このとき本は立てて並べても良いですが、横にして積み重ねるのもおすすめです。

まとめ

雑貨を飾るとき、まずは構図を意識してみましょう。
三角形を意識し、雑貨やその配置に規則性を持たせてみてください。
基本的な構図に慣れたら、今回紹介した他のコツも利用してみてください。
ひとつひとつのコツを取り入れることで、きっと素敵なディスプレイになりますよ。