家に宅配ボックスを置くことにはメリットもデメリットもあります。また、宅配ボックスを設置しても使わないという失敗事例もあるため、注意が必要です。そこで、この記事では宅配ボックスを設置するメリットとデメリット、選ぶ際のポイント、向いている人の特徴について解説します。宅配ボックスの設置を検討している人は、是非最後までお読みください。

宅配ボックスのメリットとデメリット

この章では宅配ボックスのメリットとデメリットについて解説します。荷物を問題なく受け取れるかどうかは非常に重要なポイントとなるため、しっかり確認しましょう。

メリット

宅配ボックスのメリットは荷物をいちいち受け取るために玄関先へ出なくとも良いという点があります。食事を作っていたり掃除をしている等、家事を中断して荷物を受け取ることに少なからずストレスを感じる人も多いです。

また、寝起きやお風呂あがり等、外に出られないタイミングに配送されることもあるでしょう。宅配ボックスはこのような不便を解消することができ、好きなタイミングでボックスを確認し荷物を受け取ることができます。

また、配送業者と会うことがない受け取り方法に「置き配」がありますが、置き配は盗難にあう可能性があります。そのため、配送業者から手渡しで受け取らずに荷物を回収できる方法としては、宅配ボックスはおすすめです。

デメリット

宅配ボックスの大きなデメリットとして、そもそも荷物が入らず配送業者が持って帰ってしまうという点があります。そのため、注文した荷物が入るのかどうかはあらかじめ確認しておく必要があります。

また、宅配ボックスは様々な種類があり、外観に溶け込むようなデザインの宅配ボックスもあります。しかしそういった宅配ボックスを設置した場合、配送業者が気づかないというトラブルも起きるでしょう。このように、宅配ボックスを折角してもうまく活用できないデメリットがあるため、注意しましょう。

宅配ボックスが向いている人の特徴

宅配ボックスの設置にはメリットとデメリットがある点を解説しましたが、宅配ボックスをうまく活用できる人にはライフスタイルに特徴があります。そのため、この章では宅配ボックス設置が向いている人の特徴について解説します。

・日中家に誰もいない人
・荷物受け取り場所が近くにない人
・玄関先に余分なスペースがある人

日中家に誰もいない人

1人暮らしや共働きなど、1日中家に誰もいない家庭は荷物の受け取りに苦労するケースが多いでしょう。置き配という選択肢もありますが、盗難やいたずらの心配もあり、雨天時には荷物が濡れる可能性もあります。そのため、宅配ボックスに荷物を入れてもらい帰宅後に受け取れるようにしておくのが便利です。

荷物受け取り場所が近くにない人

荷物の受け取りができる場所として、コンビニや配送業者の営業所があります。これらが家の近くにある場合は問題ありませんが、ない場合は不在票を見て再送の依頼をする必要があり、非常に手間です。このように、荷物の受け取り場所が近くにない人にとっては宅配ボックスはおすすめでしょう。

玄関先に余分なスペースがある人

宅配ボックスを設置するためには玄関先にスペースが必要ですが、設計上スペースが余ってしまうこともあります。このように、使われないスペースが玄関先にある場合は宅配ボックスを設置し、スペースを有効活用しましょう。また、宅配ボックスには様々な商品があるため、余分なスペースとはいえ違和感のない宅配ボックスを選ぶことがポイントです。

宅配ボックスを選ぶポイント

この章では宅配ボックスを選ぶポイントについて解説します。様々な種類の宅配ボックスの中から自分に合った商品を見つけるためにも、是非参考にしてください。

・施錠
・サイズ
・仕様

施錠

暗証番号タイプやカギで開けるタイプなど、宅配ボックスの施錠には様々なタイプがあります。家族が多く誰でも開け閉めする場合は暗証番号が良いですが、カギタイプよりも高価になります。そのため、宅配ボックスを開ける人が限定されているかどうかで宅配ボックスの施錠を決めることをおすすめします。

サイズ

宅配ボックスのサイズが小さく荷物が入らなければ、結局自分で受け取ることになります。そのため、なるべく大きいサイズの宅配ボックスを選びましょう。たとえば一般的な梱包サイズの30センチ×40センチ×50センチをいれるためには、指を入れるすき間を含めて2~3センチ大きいサイズにする必要があります。このように、実際の荷物を想定しながらサイズを決めることが重要です。

仕様

宅配ボックスは家の外に設置するため、頑丈な素材の商品を選ぶことが重要です。また、宅配ボックスは印鑑が必要な荷物の受け取り用に印鑑を中に入れておくことが多いですが、かざすだけで押印してくれるタイプの宅配ボックスもあります。ただし、頑丈な素材や自動押印タイプの宅配ボックスは価格が高くなるため、どこまでの仕様を求めるのかは重要でしょう。

まとめ

宅配ボックスは荷物の受け取りを自分が好きなタイミングで行えるため非常に便利ですが、
デメリットもあるため注意が必要です。また、宅配ボックスも様々なタイプがあるので、自分に合った宅配ボックスを選定し設置しましょう。