住環境を選択する上で、賃貸に住み続けるかマイホームを購入するのかを悩む人は多いです。賃貸暮らしであれば現状のまま変わらないため、現状に問題がないのであればマイホームを購入する必要はありません。しかし、マイホームには多くのメリットがあるため購入を検討する人も多いです。それでは、マイホーム購入にはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットについても把握しておく必要があるでしょう。

そこで、この記事では賃貸暮らしとマイホーム購入それぞれのメリット・デメリットと決めるポイントについて解説します。マイホーム購入を検討している人は、是非最後までお読みください。

マイホーム購入のメリット・デメリット

マイホーム購入のメリットとデメリットは次のようになります。
大きな買い物となるマイホーム購入で失敗しないよう、しっかり比較検討しましょう。

メリット

マイホームを購入することで「住居」という資産を手にすることができ、住宅ローン完済後は家賃のような負担なく住み続けることができます。

さらには、住宅ローン返済期間中に債務者が死亡した場合、銀行から借入している場合は残債の支払いが免除されます。
銀行によっては死亡だけでなく、ガンや生活習慣病を患うことでも免除となる商品もあるため、マイホーム購入を検討するタイミングで金融機関も検討しましょう。

また、マイホームを購入することで現在の賃貸暮らしで起きがちな「部屋数が足りない」「部屋が寒い」といったトラブルを解消することができます。
場合によってはアレルギー対策やヒートショック対策をすることもできるため、より快適な住環境に住みたいと考えるのであればマイホーム購入がおすすめです。

デメリット

マイホームを購入すると生活拠点が固定されるため、簡単に引っ越しができなくなります。
そのため、転勤が多い働き方をしている場合は単身赴任になるケースが増えるでしょう。
さらには近所トラブルや工場が近くに建築され環境が悪化した場合であっても我慢して住まなければならないこともあり、売却しようにもこういった売却理由では高く売れないことも多いです。

また、マイホームは住宅ローン以外にも固定資産税や都市計画税の支払い、火災保険と地震保険の支払い、10年スパンでの外壁と屋根工事がかかります。そのため、家賃と住宅ローン支払い額が同じであっても費用負担は増加するケースが多いため、注意しましょう。

賃貸のメリット・デメリット

賃貸暮らしを継続することにもメリットとデメリットがあります。

メリット

賃貸暮らしを継続するメリットは、生活環境を変えずにすむという点が大きいです。
現在の住環境に大きな問題がないのであればわざわざ引っ越しする理由もなく、余計な費用負担も発生しません。
また、転勤といったライフイベントが発生した場合でも容易に対応することができ、会社から家賃補助を受けることができるケースもあるでしょう。

さらにはマイホーム購入時に発生する固定資産税や都市計画税、火災保険、地震保険、外壁と屋根工事といったランニングコストも不要です。

このように、費用を抑えライフイベントに柔軟な対応ができるのが、賃貸暮らしのメリットだといえるでしょう。

デメリット

賃貸暮らしは費用面で大きなメリットがありますが、家族が増えたりペットを飼いたいと思ったタイミングでは不便を感じるでしょう。
多くの賃貸ではペット飼育を禁止しており、子どもが増えることで部屋数が足りなくなります。
また、隣人へ気を使いながらの生活がストレスになる人もいるでしょう。

このように、同居人数が変わるというライフイベントに対して賃貸暮らしは弱いというデメリットがあります。

これ以外にも高齢者になったタイミングで退去を求められたり転居先が見つからないといった「年齢制限」という問題も将来起きるでしょう。

そのため、賃貸暮らしの継続は将来を見据えた対応を人生の早い段階でしておく必要があります。

マイホーム購入か賃貸暮らし継続かを決めるポイント

マイホームを購入するか賃貸暮らしを継続するのかを決めるポイントに、正解はありません。
そのため、個々のライフスタイルや理想の生活をイメージし、それに最適化する住環境を選択しましょう。

たとえば転勤がない仕事に従事しているのであればマイホーム購入がおすすめですが、転勤が多いのであれば賃貸の方がフレキシブルに対応できます。
その一方、賃貸暮らしを継続すると高齢者になり引っ越しや住環境の変更が難しくなったタイミングで退去させられることもあります。
このリスクを重く判断するのであれば、マイホームを購入し老後の安心に備えるべきです。

このように、直近と将来のライフイベントを想定しマイホーム購入と賃貸暮らし継続を選択することが重要です。

まとめ

マイホーム購入は人生の一大イベントとなるため、踏ん切りがつかない人も多いです。
そのため、まずは現状の賃貸暮らしに問題がないのかをしっかり見極め、どうしても解決しない問題があるのならばマイホーム購入を検討しましょう。

その際には賃貸暮らし継続と費用面をしっかり比較し、将来後悔することのないマイホーム購入とすることが重要です。山形、天童、東根、その他山形市周辺市町でマイホームをお考えの方は、お気軽に当社へご相談ください。