近年、ペットは人気があり、家で飼う方が増加しています。
さまざまなペットがいる中でも、犬や猫は特に人気です。
実際に、ペットと一緒に暮らすために家を変えるという選択をする方もいるほどです。
そこで本記事では、ペットと一緒に暮らすための家づくりのポイントについて紹介します。
今回は、ペットの中でも人気のある犬と猫に焦点を当てて紹介しているので、ペットと一緒に暮らしたい方はぜひ参考にしてください。
家を建てる際に知っておくべきペットのことについて
人とペットがお互いに快適で心地よく暮らせる環境を作ることが、ペットと一緒に生活するうえでは大切です。
そのためには、まずペットのことを知る必要があります。
犬のこと
1:活発で、お散歩や運動を好み、好奇心旺盛
2:人懐っこい性格で寂しがり屋
3:体温調節が苦手で暑さに弱い
4:忠誠心が強く、なわばり意識が強い
猫のこと
1:比較的自由でマイペース
2:高い場所、狭い場所を好む
3:暖かい場所を好み、日の当たる場所によくいる
4:きれい好き
5:硬いもので爪研ぎをする
以上が主なペットの特徴です。
もちろんペットによって性格は異なるので、一概にこの性格であるとは言えません。
参考程度のものとして覚えておきましょう。
ペットと住む家づくりのポイント
ペットと一緒に住む家を建てる際のポイントも覚えておきましょう。
1:足が滑る床材を避ける
ペットが滑りやすい床材(例: タイルやポリッシュされた木材)はおすすめできません。
代わりに、ペットが歩きやすく肉球が傷つきにくい床材(例: ラミネートフローリングやカーペット)を選ぶとペットにとって生活しやすい家になります。
2:緩やかな階段の傾斜
ペットが自分で自由に上り下りしやすいように、階段の傾斜を緩やかにすることが重要です。
急な階段はペットにとって負担が大きくなりますので、安全を考慮して設計しましょう。
3:断熱性と遮音性の高い窓
快適な環境を提供するために、窓は断熱性と遮音性の高いものを選びましょう。
ペットは外の騒音や気温の変化に敏感ですので、窓を適切に遮断することでストレスを軽減できます。
4:キッチンへの立ち入り制限
安全を考慮してペットがキッチンに入らないようにしましょう。
キッチンには熱い調理器具や危険な食品が存在し、ペットのけがや食べ物の誤飲のリスクがあります。
フェンスやゲートなどの仕切りを設置してアクセスを制限することをおすすめします。
5:落下防止策の設置
バルコニーやテラスからの落下事故を防ぐために、適切なバリアやフェンスを設置しましょう。
ペットの安全を確保するために、高さや隙間の間隔に注意してください。
6:ペットのプライベートスペースの確保
ペットは安心できるプライベートなスペースが必要です。
犬や猫のために、休息や避難場所として利用できるエリアを設けましょう。
例えば、犬用のケージや猫用のキャットツリー、犬猫専用の寝床などを配置することがおすすめです。
このスペースはペットがリラックスしたり、安心感を得たりするための重要な要素です。
これらのポイントを考慮しながら、ペットと一緒に快適に暮らせる家を計画しましょう。
また、家具や装飾品の配置にも注意を払い、ペットが安全に移動できるスペースを確保することも重要です。
ペットの安全と幸せを考え、快適な環境を整えてあげてください。
ペットが快適に暮らせる家づくりの工夫
ここからは、犬や猫と一緒に暮らす際におすすめの間取りについて紹介します。
犬と一緒に暮らす家の間取り
1:土間のある玄関
散歩の帰りに汚れや水分が犬に付着している場合があります。
そのため、土間のある玄関は便利です。
土間は犬の足を拭いたり、汚れを落としたりするためのスペースとして活用できます。
犬を飼う場合、毎日の散歩が日課になるので、土間のある玄関を取り入れることで毎日の負担が軽減されるでしょう。
2:見晴らし窓
犬は外の景色を楽しむことが好きです。
そのため、見晴らし窓を設けて、犬が景色を見られるようにしましょう。
窓の位置や高さを犬の目線に合わせて配置すると、より快適な環境を提供できます。
3:回遊動線
犬は自由に動き回ることが好きですので、回遊動線を設けることが重要です。
家の中を犬がスムーズに移動できるように、家具や障害物の配置に注意することをおすすめします。
また、ドアや壁の位置を検討し、犬がスムーズに出入りできるようにすることも大切です。
猫と一緒に暮らす家の間取り
1:キャットウォーク・キャットステップ
キャットウォークやキャットステップを設置することで、猫が高い場所に登ったり移動したりできます。
猫は高い位置が好きなため、壁や家具の上を移動できるような専用の通路やステップを設けると良いです。
2:猫用通路・ドア
猫が自由に移動できるように、猫専用の通路やドアを設置することをおすすめします。
例えば、内部のドアに猫用の小さな開口部を設けることで、猫が自由に行き来できるエリアを確保できます。
3:日向ぼっこできる窓辺
猫は日光浴をするのが好きな動物ですので、日向ぼっこできる窓辺を作ることが猫にとって快適な環境を作る上で重要です。
窓辺に猫用の座り場やクッションを置いておくと、猫がくつろげる場所となります。
また、窓には猫が外の景色を楽しめるように、カーテンやブラインドを使わずに透明なガラスを選ぶのがおすすめです。
まとめ
ペットを飼う際は、そのペットが生活しやすいような環境を作ることがポイントです。
そのために、ペットについて知り、そのペットに合った家づくりを行いましょう。
山形、天童、東根、その他山形市周辺市町で注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社へご相談ください。
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