注文住宅を建てた後に、収納が足りなくて後悔してしまったり収納場所のことで後悔してしまったりするケースがあります。
この機会に注文住宅を建てるなら、後悔することなく生活できるようにしたいですよね。
そこで今回は、収納で失敗しないための方法をご紹介します。

□注文住宅の収納での失敗事例とは？

まずは、収納で失敗するケースにはどんなものがあるかをあげていきます。

＊玄関回りに関する収納

玄関は、基本的に靴や傘などを収納するのが多いと思いますが、家庭によってはコートや上着、ゴルフバッグや外で遊ぶためのボールを収納したい方もいらっしゃいます。
通勤通学で混雑する場所でもあり、ゲストが来た時に最初に目につくところなので、きれいにしておく方が良いでしょう。

靴や私物、外用の遊び道具などであふれかえってしまいやすい場所なので、玄関にコートや上着をかけておくスペースを作ったり、普段よく使うものを入れておくボックスを置いておいたりするのも収納場所が増えて便利です。
玄関で上着や鞄などを片付けることで、室内にウイルスや花粉が入り込むのを防ぐ効果もあります。

＊クローゼットに関する収納

クローゼットで失敗するケースとしては、服が入りきらなくて余ってしまう、服がクローゼットに入らないなどの事例が多いです。
クローゼットを選ぶ時は、洋服の数と長さに合わせたクローゼットを選びましょう。
これらを考慮せずに、クローゼットを選んでしまうと、後から洋服の数が多すぎて入りきらない場合や、洋服のサイズとクローゼットが合わずに入らない事態が起こる可能性があります。

そうなってしまうと、そのクローゼットを使うのも億劫になってしまい、全然使わなくなりスペースも無駄にしてしまいます。
そのため、クローゼットを設置する時は、洋服の数とサイズを意識することをおすすめします。

＊リビングに関する収納

リビングは、家族が集まる場所なので散らかる可能性が高くなります。
そのため、最初から収納のためのスペースを空けておくことをおすすめします。
壁を利用して収納を作れば、スペースを無駄なく使えるので工夫してみるのも良いですね。
家具や家電を置く位置をあらかじめ決めておけば、さらに収納スペースを確保できるので、そちらにも気を遣いましょう。

＊キッチンパントリーの収納

キッチンパントリーの収納に関しては、食器やグラス、食料品などを収納するスペースが足りないケースが多いです。
キッチンには、食料品やその備蓄、食器を置くことが多いと思いますが、これらを収納する棚やボックスのサイズを考慮しておかないと後に、入りきらなくて困ってしまうので、普段どれくらいの食料や食器を収納するかを把握しておき、割に合ったサイズのものを選びましょう。

収納の大きさや位置を考える時には、何をしまう必要があるかを意識して収納するようにしてください。
事前に意識しておくことで後から収納を増やす必要もないので、不便を被ることもなくなります。

□動線に沿った収納とその例を紹介します！

ここで、効率よく収納するためにもう1つ意識しておくことをご紹介します。
それが、生活動線に合わせて収納を作るということです。
生活動線とは、家の中で生活している人が家の中を通るルートのことです。

大きく分けると、生活動線には以下の2つがあります。
・家事動線
・衛生動線

家事動線とは、洗濯や掃除、料理をする時の動線です。
衛生動線とは、お手洗いや洗面所、お風呂に行く時の動線です。
他にもありますが、収納を増やすために意識しておく生活動線は主にこちらの2つです。

例えば、仕事や外出先から帰ってきた後は、洗面所で手や顔を洗いますよね。
玄関と洗面所の間に、ウォークインクローゼットがあればそこですぐに服を着替えられます。
そうすることで、部屋やリビングが服であふれることが減るでしょう。

子どもたちが、遊びから帰ってきた時に玄関に収納ボックスがあれば、帰ってすぐに遊び道具を収納できます。
それによって、子どもたちが遊び道具を家中に持ち込んで散らかしたり、汚してしまったりすることも減ります。

他にも、玄関からリビングまでの間に、コートや上着、車、自転車の鍵やバッグなどを置くスペースがあれば、リビングは常にすっきりした状態に保てますね。
家族同士で、各自のフックやかごなどを玄関先に設置するのもおすすめです。
このように、生活動線を意識した収納にすることで、めんどうな思いをすることなく収納できます。

家事の例を挙げると、洗濯機と洗濯物を干す場所が近ければすぐに干せるので、リビングや部屋に洗濯物を貯めこむことは減るでしょう。
それによって、時間の短縮にもなりますし無駄に散らかることもなくなります。
どうしても遠い場合は、洗濯物専用のかごと保管場所を作っておくと散らからずに収納できます。

□まとめ

注文住宅の収納で失敗しないためのポイントと、その例について紹介しました。
もしも収納のことでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
山形、天童、東根、その他山形市周辺市町で注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社へご相談ください。